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自分がコントロールできるものは、自分だけ。

こんにちは!
射水市マシンピラティススタジオlimlyのみきです!

しばらく子どもの体調不良もなく、すっかり忘れていた気持ちを思い出す機会があったので、
そのお話をさせていただこうと思います。
先日レッスンをお休みさせていただくような、子どもの体調不良がありました。
(その節は、ご迷惑おかけしましたが、会員様の優しいお言葉が身に沁みました。涙)
単に、「突発的な発熱」とかなら、代替方法を考えやりくりするのですが、
今回は、去年の11月の水疱瘡ぶりの、身動きできない1週間でした。

子どもの体調不良には、本当に悩まされます。
毎日、手洗い足洗いうがい、睡眠・食事・生活リズムの整えに心血注いで過ごしていても、
もうどうしようもなく不可避な時があります。
私も、自分の心と生活を守るために、子どもの体調管理には、
たぶん他の人より、日々命をかけて過ごしています(大げさ)。
それでも、1歳半くらいまでは本当によく体調を崩していました。

体調不良の場面や、普段の育児をしていて、ある時、気づいたことがありました。
「私は、何故こんなにイライラしているんだ?」

イライラした場面を振り返って考えると、
自分のタイミングでやりたいことができなかった時の、積み重ねだったなあと。

育児も、仕事も、対:人が関わってくると、
途端に自分のコントロールできない範囲のことばかりが起きて、それが小さな積み重ねになる。
そして、それが沸点の低いイライラ爆発を引き起こす。
看護師として仕事をしていも、まさに多重課題のストレス。
「今これをしようと思っていたのに、…ナースコール…!」

体調不良があった時も、
「いつも通りできていたレッスンができない」
「お客様に迷惑をかける」
「この期間にやろうと思っていたことができない」
「しなくていい連絡も、しなければならない」
もう、私の予定・Todoリストは全て崩れました。
眼科の予約も、歯医者の予約もキャンセルです(メンテナンスすきなの?)

子どもの体調の心配ももちろんありますが、
正直頭の中の心配事は、半分子ども・半分以上仕事です。

でも、イライラしてもしょうがないんです。
だって、もうそれは私にはどうしようもできないことだから。
だから、そういうものは、コントロールできないものだと諦めて←、
唯一コントロールできる自分にフォーカスする。

変えられないものに、負の感情を抱いても、どうしようもない。
自分は自分しかコントロールできない。

この考え方の変換ができるようになってからは、
低い沸点が爆発せずに、イレギュラーを乗り越えられるようになりました。
今回の場合も、お客様に本当に申し訳ないという気持ちをもちつつも、
「しばらく忙しかったから、この時間も大切にしよう。その中で、Todoリストを少しずつこなしていこう。」
「そもそものやりたかったことを、少し変えよう。この時間本当は勉強がしたかったけど、子供をみながらできる家の掃除や整理整頓をしよう。」
(16㎏抱っこしながら、「本当は今やりたいことがあった」が…)「強制運動タイム!」
(作ったご飯を全然食べない、「本当はこうしてほしい」があるが…)→「とりあえず作るのやめて、うどんと、ゼリーと、フルーツ。」

これを見て、ポジティブ思考ができる人間だからできるんだ、と思うのは違います。
私は、根っからのネガティブ人間です。自分を蔑むのが大得意で、
自己肯定感を上げるために自己啓発本を読みたがるような人間です。(笑)

女性はただでさえ、ホルモンバランスがあり、
もうどうしようもない時、自分ですら自分をコントロールできない時が定期的にあると思います。
でも、そんな時も過ごし方を工夫したり、自分の今抱いている気持ちの原因に焦点を当ててみたり、
「まあ、仕方ないか」と受け入れたり。パターンを分析して、「はいはい、きたきた。」と、笑ってみたり。
そして、なるべくその波を穏やかにできるように、ホルモンバランスを整えるために日々できることを取り組んでみたり。

私が、ピラティスをやっている時間がすきな理由の1つは、
「自分にフォーカスを当てる」「集中する」「自分(の動き)をコントロールできるよう、取り組む」
時間だからかもしれません。
ジョセフ・ピラティスが説いた、「コントロロジ―」の原則の中の1つにも、「コントロール」があります。
「筋肉は自身の意思に従って動くことが理想です。筋の反射運動によって、運動を支配されるべきではありません。」

お客様のピラティスのレッスンが、そういう時間になれるといいなあと思い、私も日々取り組んでいきます。
唯一コントロールできる自分と、上手に付き合っていきましょう!


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